- 2026年9月15日
- 2026年9月14日
医師が選ぶ「Best Doctors in Japan 2026-2027」に選出されました|循環器診療への思い
このたび、ベストドクターズ社が実施する医師間の相互評価(ピアレビュー調査)により、「The Best Doctors in Japan 2026-2027」に選出されました。
昨年、循環器内科クリニックを開院し、地域の皆さまの診療に携わるようになってから、このような評価をいただけたことを大変ありがたく感じています。
今回は、「Best Doctors in Japanとはどのようなものなのか」、そして今回の選出を今後の診療にどのようにつなげていきたいと考えているのかについて、少しお話ししたいと思います。
「Best Doctors in Japan」とは?
「Best Doctors」という名前を初めて聞かれる方も多いと思います。
Best Doctors in Japanは、単に医師が自ら応募したり、病院や企業から推薦を受けたりする制度ではありません。
ベストドクターズ社が、各専門分野の医師に対して「自分自身や大切な人が、その分野の診療を必要としたときに、どの医師に診てもらいたいか」という考え方をもとに、医師同士の相互評価、いわゆるピアレビュー調査を行い、その結果をもとに選出しています。
自薦や申請による登録はできず、企業やスポンサー、学閥などとも関係なく、関連する専門分野の医師による評価をもとに選ばれることが大きな特徴です。日本では現在、約7,100名の医師がBest Doctors in Japanとして認定されています。
医師から評価していただくことの意味
循環器内科の診療は、高血圧や脂質異常症といった生活習慣病から、狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈、心臓弁膜症など、非常に幅広い領域にわたります。
また、正確な診断だけではなく、「この患者さんに今、どのような治療が必要なのか」「専門病院へ紹介するべきなのか」「地域のクリニックで継続して診療できるのか」を判断することも、循環器内科医の大切な役割です。
私自身、これまで病院勤務の中で、特に心エコー図検査を専門として、多くの心臓病患者さんの診療に携わってきました。
そのような医師としての歩みを、同じ医療の世界で仕事をする先生方から評価していただけたことは、大変光栄であると同時に、身の引き締まる思いでもあります。
「選ばれたこと」より、これからの診療を大切に
一方で、今回の選出によって、自分が何か特別な医師になったわけではないと思っています。
医療は、一人の医師だけで完結するものではありません。
クリニックのスタッフ、地域の先生方、基幹病院の医師や医療スタッフ、そして何より患者さんとの信頼関係があって、初めて質の高い医療を提供することができます。
その意味では、今回いただいた評価は「これまでの診療へのご褒美」というよりも、これからも専門性を磨き、よりよい医療を提供し続けなさい、という励ましとして受け止めています。
専門性の高い循環器診療を、もっと身近に
私がクリニックを開院した理由の一つに、専門性の高い循環器診療を、地域でもっと身近に受けられるようにしたいという思いがあります。
心臓病は、症状が強くなってから治療するだけでは十分ではありません。
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの段階から将来の心筋梗塞や心不全を予防すること。心臓病を発症した方では、再発や再入院を防ぎながら、その人らしい生活を長く続けていただくこと。それも地域の循環器内科クリニックが担う重要な役割だと考えています。
心電図や心エコー図検査などを活用しながら病気を早期に見つけ、必要なときには速やかに専門病院へつなぎ、安定した後は地域で長く見守っていく。そうした病院とクリニックの橋渡しも大切にしていきたいと思っています。
地域の皆さまに信頼されるクリニックを目指して
今回、「The Best Doctors in Japan 2026-2027」に選出していただいたことに、あらためて感謝申し上げます。
しかし、私たちが日々向き合うべきものは、賞や評価ではなく、目の前の患者さんです。
「ここに相談してよかった」
「自分の心臓の状態がよく分かった」
「これから何に気をつければよいのか理解できた」
そう思っていただける診療を一つひとつ積み重ねていくことが、何より大切だと考えています。
今回の評価を励みに、これからも循環器内科医として専門性を磨きながら、わかりやすい説明と丁寧な診療を心がけ、地域の皆さまに信頼していただけるクリニックを目指してまいります。
